生まれてから子供は3つの段階を経て言葉を身に付けていきます
1)リズム回路獲得期
(言語のリズムや音が分かる)
2)仮語彙獲得期
(聞いたことがあるけれども意味がわからない単語を蓄積していく)
3)語彙獲得期
(意味を知らなかった単語が、生かされていく意味がわかるようになる)
まずリズム回路を獲得することで、その言語を単語単位で聞き取ることができるようになります。
例えば、英語のリズムが色を獲得すると英語がただの音の連なりではなく、
どこからどこまでが1つの単語なのかが、スムーズに聞き取れるようになります。
そして聞き取れるようになると、どんどん聞いたことのある単語が仮語彙として蓄積されていき、
それらは体験などを通して、徐々に意味を伴った語彙となっていきます。
このように、子供は言葉を自然と身につけていきます。
3)の語彙以外は目に見えませんが、焦らないで毎日の取り組みを続けてください。
言語を習得する時は、1)から順番に抑えていくところが極めて自然で、最も成果が上がります。
特に、仮語彙獲得は毎日の英語のCDのかけ流しや、英語のアニメを見たりで実践し、
英語レッスンや、ご家庭での語り掛けを通じて英語の体験、追体験を伴った時に定着されていきます。
今思い返してみれば。。。
私事ですが、妊婦の頃、韓国ドラマ好きで大量の視聴(かけ流し?!)をしていました。
上記の、1)~3)の順で言葉がわかるようになっていったなと実感しています。
私の発音がよかったようで、一言話しても、韓国語が流暢なのかと思われて、
韓国人から韓国語でまくしたてられることはよくありました。
仮語彙の、語彙の定着を感じた時期でした。
リリーが生まれてからは、韓国ドラマの視聴はやめてしまいましたが、続けていたら、もしかしたら、
私話せるようになっていたかも?!